レーザ専門の新聞(レーザ新報)より、取材を受けました。

レーザ新報というレーザに特化した新聞があります。
2020年10月5日(月)発行は、レーザクリーニング特集をするという事で、
取材依頼があり、弊社の情報も掲載されました。

※新報㈱ レーザ新報編集部の方々、ありがとうございました。

掲載内容については、下記となります。

レーザ溶接機を中心としたシステムの販売やレーザ受託加工を行うPCL㈱(本社=京都府久世郡久御山町佐古外屋敷35―1、℡0774―45―2199)は、短パルスファイバーレーザを用いて金型のクリーニングや金属部品の錆・酸化物・油分の除去等に効果を発揮するレーザクリーナー「CLX―100L」を販売している。 

 レーザクリーニングは、サンドブラストや機械的な切削と異なり、レーザ光による非接触クリーニング方式で処理条件を適正に選定する事で母材を傷つけず表面層に付着した汚れ等を除去する事ができる。また、溶剤を用いずドライ環境で作業できるため、二次廃棄物等の処理を必要としない。

 中でも、「CLX―100L」は、波長1060~1070nmの短パルスファイバーレーザ発振器を用いて材料の表面層にレーザ照射するが、照射範囲が広く、加工スピードも速いため、金型や自動車部品の後処理等で活躍している。

 その他の特徴として、母材へのダメージが極めて少ない他、ハンド/固定でも簡単に操作が可能。高品質・長寿命でメンテナンスフリーを実現。消費電力などランニングコストも低く抑えられ、外部制御で自動化にも対応可能としている。

 また、レーザによる金型の肉盛溶接や異種金属融合、部品補修など受託加工も行う同社では、蓄積してきたレーザ加工のノウハウをもとに、サンプル加工や実証試験、システム設計など、顧客ニーズに応じたオンリーワン製品の設計、製作を行っており、現場の技術支援にも努めている。

 なお、「CLX―100L」は、パルスエネルギーの変化により、表面層の除去性能にも違いが出る事から、コーティング前の前処理やハンダ・溶接前の脱脂、溶接後の溶接焼けのクリーニング、塗装膜やメッキ層の除去など多用途に対応できる。