レーザ溶接機

金型肉盛補修、異材種金属溶着といった金属再生の世界で、これまでの常識を覆しました。
従来であれば再生、修正、補修が不可能だった大半の事例が、みごとに回復します。既に導入されたお客様からは日々、その効果に驚きの声が数多く寄せられています。最新技術の集大成と言える高度な技術力によって完成されています。
貴社の作業内容に合わせて、各種周辺機器と組み合わせることで、完全な専用機として生まれ変わります。生産効率の大幅な向上に向けて、次世代金属再生技術をぜひ、ご検討下さい。

溶接という言葉からアルゴンやアークを連想しがちですが、非常に強力なレーザ光を駆使することで従来、不可能だったことが殆ど可能になりました。対象となる金属そのものがもつ特性を、瞬間的に数千度のレベルで超高温化することで引き出し、母材と同等の溶接材によって合金化します。異種金属間の合体も、こうした原理から可能となり、硬度の変化も殆どありません。レーザ溶接には、以下のような長所があります。

• 熱による変形、歪み、酸化、引っ張り等が殆どありません。
• 顕微鏡を見ながら拡大された状態を見て溶接するのでどなたでも熟練者と同一の作業が可能です。
• 超精密加工が可能で、後加工を大幅に短縮または、必要としません。
• 母材と同じ材質の溶接棒を使用するので、硬度変化がほとんどありません。
• 異種金属の溶接が可能です。

• 各種金型の修正、及び肉盛補修
• 微細部分の溶接（精密センサー、コネクタ、その他）
• 医療分野（歯科技工、医療機器など）
• 宝石加工など

レーザ溶接の大きな特長とも言えるのが、適用範囲が大幅に広がることです。 超精密溶接から異形状、異材種間溶接、従来不可能であった材質への溶接など数え切れない特長があります。 弊社でも、新技術の開発によるセミオート化や多機能化に向けて、日々努力を続けています。 さらに、お客様独自の開発ノウハウを積み重ねていけるのも、レーザの特徴です。新たな世界の創造に向け、是非貴社でもチャレンジして下さい。レーザ溶接の大きな特長とも言えるのが、適用範囲が大幅に広がることです。

Fiber 150W・300W・450W

Mobile Flexx FSSPは、世界標準を視野に入れたファイバーレーザ溶接機です。
安定したレーザ溶接が可能な最新技術が導入されています。
マイクロプロセッサーによる全ての動作制御と、レーザと動作制御の完全な同期を実現しており、ティーチィン機能、3-PCD機能、マーキング機能の利用が可能です。
また、高い強度に設計されたプラットフォーム（架台装置）により、X軸は非常に長い距離の精密金型溶接を可能にしています。これにより、2000 X 2000 mmの大型金型さえも溶接対象となります。したがって、ワークサイズかテーブルサイズか、直置きのサイズかは問題になりません。つまり本体と架台装置が一体型の装置設計により何処にでも簡単に移動が可能なため、ワークの設置場所を選びません。

Fiber 150W・300W・450W
YAG  150W・200W

架台とテーブルが一体型となり
動作環境は全自動制御で数物の溶接等に
向いているシステムです

操作方法はコントロールタッチパネルで溶接条件等を設定、また、ティーチング機能、自動回転角度可変チャックも備えているので、簡単な自動繰り返し加工等も行えます。

YAG  75W

コンパクトなオールインワン設計で
わずかな作業スペースで加工できます

対象になる加工物は、超精密部品から小物(300×300mm)を得意とする機械です。しかしながら、レーザの最大出力は70J(ジュール)と、150Wにも引けは取りません。